作りの工夫  その@ 硬さと強さを保つ

より詳しくは DVD に収録   (作りの工夫編:映像・音声入り)
刃物は相手を壊す働きをしますから、相手の強さ
に対して歯が立たないということでは全く役に立ち
ません。

相手と自分の強さを相対的に推し量るのは”硬さ”
です。刃物にとって”硬さ”は最も重要な品質特性
といえます。

硬いほど摩耗に強く、刃先のシャープさは永く保た
れます。反対に硬いほど脆くなっていきます。必要
以上に硬すぎて刃先が欠けることは”脆さ”の弱点
がでた結果です。

折れず曲がらずという言葉のように、硬さと強さの
バランスが必要なのはこのためです。ゆえに用途
ごとに、それぞれに適切な硬さをもたせて商品にし
ています。

刃物や工具にとって”硬さ”は刃物工具の出来具合
を大きく左右しますので、品質への第一関門と言え
るでしょう。