作りの工夫 そのD 相手を逃さない

より詳しくは DVD に収録   (作りの工夫編:映像・音声入り)

いくら力を加えても相手が逃げてしまえば、まさにのれんに腕
押し、柳に風といった状態になってしまいます。この状態では
相手にダメージを与えることができません。

相手を逃さない刃物として代表的なのが鋏です。その仕事は
丈夫な二つの刃の間に相手を挟んで逃しません。

左図のトリーマーと呼ばれる刃物は、お茶の若葉の刈取り用、
道路や家庭の垣根の葉っぱの刈取り、さらには雑草刈取り用
など、用途が広がってきている刃物です。エンジンやモーター
の動力を利用してバリカンのような大きな二枚の刃が互い違い
に高速に交差する構造をしています。二つの刃のスキマに入る
と簡単には逃れられない構造をしています。

このように、
刃物にとって大切なことは相手を捕まえて逃がさないことです。

これが刃物の作りの五つ目の要素です。。